今年はあまりに早かった梅雨入りのニュース
記録的に早かった梅雨入りの影響で
東海より西では
梅雨の期間が平年より長くなる予想だそうです
ジメジメ湿気の季節が長いなんて…
めっちゃ嫌！！
そんな叫び声をあげたのは、わたしだけではないはず！
今年も洗濯物が乾かない季節がやってまいりました
そして、梅雨時期に干された洗濯物と同じように
体の中にも湿気が溜まってしまい
胃腸のトラブルが起きやすい季節です
胃腸が弱りやすい梅雨
中医学において、梅雨の時期は
消化・吸収・排泄の一連の流れを司る
『脾』
と呼ばれる働きが弱る季節です
そして、ここには胃腸も含まれます
胃腸の弱い方！！
要注意の季節が到来です！
そして胃腸が丈夫な方も黄色信号
この時期は、誰もが胃腸が弱りやすくなる季節です
しかも、日本は海に囲まれた島国で
湿度の高い風土です
日本人はどうしても、この湿気の多い環境から
もともと胃腸が弱りやすい環境で暮らす民族なんです
そこへ梅雨時期の湿気がプラス
湿気によるカラダのトラブルが起きやすいのは
無理もない状況です
あなたの消化機能・胃腸の弱りはどれくらい？
さて、みなさんはどれくらい消化機能や胃腸が弱っていますか？
チェックしてみましょう！
□胃もたれ・膨満感がある
□あまり食べていないのに太る・食べても食べても太ることができない
□ほうれい線・肌のたるみが気になる
□逆流性食道炎である
□食後、睡魔に襲われる
□寝ても寝ても眠い
□くよくよと思い悩み、考えすぎてしまう
□甘いものが好きだ
□手湿疹が出る
□薄目をあけて寝ている
この上記にあげたものは全て
中医学では、胃腸が弱ると出てくるとされる症状なんです！！！
薄目をあけて寝てる小さい子！いますよねーー
子どもは胃腸が弱く生まれてくるので
薬膳の知識を役立てることで
胃腸を強く育ててあげることが大切です
他にも
乗り物酔いをしやすい、とか
二の腕がおもだるい、
といった症状も、胃腸の弱りによって現れることが…
それじゃあ
こんな症状が出たら
具体的にどうすればいいの？？？？
胃腸を強くするのにおすすめのポイントを紹介します
胃腸を強くする4つのポイント
- 胃腸を冷やさない
- 胃腸の負担を軽減する調理法にする
- 胃腸を強くする食材を食べる
- 梅雨のカラダにたまりがちな老廃物を排出する食材を食べる
①胃腸を冷やさない
胃腸は温かい状態でないと、うまく働きません
うまく働いてくれないと
どんなにいいものを食べてもスルー！
素晴らしい栄養も、吸収されません
栄養をしっかり取り込めないと
元気も出ない、やる気も出ない
梅雨時期の、雨や曇りのお天気に引っ張られて
ますますうつうつした気持ちに….なーんてことにも
そしていらない老廃物やむくみを排出してくれず
どんどん毒素を溜め込んで太っていく、なんてことに
いやいや、恐ろしすぎやしませんか
この季節、ムシムシ暑い日もありますが
できるだけ冷たいものは避けて
常温〜熱すぎない温度で食べることがオススメです
②胃腸の負担を軽減する調理法にする
この時期は、胃腸の仕事を軽減してあげることで、
胃腸の調子を整えていくことができます
例えば！
具材を細かく刻んでおく、とか
煮込んで柔らかくしておく、とか
よく噛んで食べるように気を配る
なんてことが役立ちます
あとは、生野菜は食べすぎず、
温野菜にする、スープするなども、
胃腸ケアに繋がります
そして、脂っこい味や、濃い味、
甘いものをたくさん食べることも
胃腸を弱らせることに…
腹八分目というより
この時期は腹七分目、腹六分目くらいで！！
とにかく食べすぎないことが
とても大切です
③胃腸を強くする食材を食べる
胃腸を強くする食材！
いろいろありますが
まずおすすめは
米！
芋！
豆！
この炭水化物たちがオススメです
じっくり噛んでいると甘味が出てくるこの食材！
この甘味が、胃腸を強くしてくれます
お米？！太るからやだー！食べたくないー！
なんて声も聞こえてきそうですが
いやいや！
一日一回でもいいから、朝や昼に適量を食べると
とっても元気を補ってくれます
そう、ダイエット中の方は
遅い時間には食べない、など対策をとって
適量を食べれば太らないんです！
お腹が張りやすい人は
豆や芋は、無理をせず
自分のカラダと相談しながら
食べてみてください
個人的なオススメは
黒米と山芋！
黒米と山芋は、アンチエイジングにもいいよ
水分代謝を助ける力が強い食材です
④梅雨のカラダにたまりがちな老廃物を排出する食材を食べる
梅雨はカラダから不要になった水分も発散されにくい季節です
老廃物がたまり、むくみ太りしてしまうことも
こんな時
ハトムギ
黒豆
なんかは、水分代謝を整えてくれるので、この時期とてもオススメ
ハトムギも黒豆も
お茶でなら手軽に取り入れられます
コンビニに行って、お茶を買う時、
スーパーでお茶パックを買う時はぜひ思い出して、試してみてください
かぼちゃと
ココナッツミルクで
スープを作るのも、この時期にとってもオススメ
かぼちゃは、体を冷やす性質の強い瓜類の中でも
唯一、体を温める性質の野菜で
栄養価もとても高く
子どもからお年寄りまで
取り入れやすい食材です
ココナッツミルクはいらないむくみを排出します
梅雨時期は食べすぎず、胃腸にやさしく
中医学では中庸といって
なんでも過ぎるのは良くないと考えます
食べすぎ注意
何事もほどほどに
カラダの声を聴きながら
日々の食事を見直してみてね
